おおきな背中

Friend

ちょっと疲れちゃった。。

今までパパと狩りに行ってたんだ。
すごかったよ。
パパのこの大きな爪でオオカミを一撃。
僕たちはオオカミの集まる場所で待ち伏せをしてた。
そして、頃合いを見計らって、不意を突いてやったんだ。
パパは体がこんなにおおきいのに、獲物を追いかけるときは
すごく速いんだ。
だから、オオカミ達に逃げる隙も与えなかった。
パパの最初の一撃が逃げ遅れたオオカミの脇腹に入ったとき、
何かが折れる大きな音がした。
そのオオカミはそこから立ち上がることもできなかった。

でも、狩りはそこまで。
パパは絶対に捕りすぎることはしないんだ。
パパは獲物に敬意を払っているから。

僕もいつかはパパみたいになりたい。。
でも、今の僕は見ての通り、こんなに小さい。
爪だってこんなに小さいからネズミだって捕れやしない。

パパの大きな背中、あこがれるなあ。
パパのこと、大好きだから、ずっとこの背中を追いかけていたい。
パパに追いつける日は来るのかなあ。
ちょっと心配。。

いつの日にか僕だって!

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